沖縄県小児糖尿病サマーキャンプ
ハッピーサマークラブ
仲間とともに、正しい知識と技術を学ぼう!
1型糖尿病患者の小・中・高校生を対象に3日から7日間の「小児糖尿病サマーキャンプ」を行い、子供たちが自然の中での集団生活を通じてインスリン自己注射や血糖自己測定など自己管理に必要な糖尿病の知識・技術を身につけるとともに、メンタルケアの場ともなっており、ともに励む仲間を作る場を提供しています。
●「小児糖尿病サマーキャンプ」への想い
沖縄の小児糖尿病サマーキャンプは2016年8月で39回目を迎えます。対象は18歳以下の糖尿病のある患児で、例年15人ほどが参加します。毎年海水浴を行い、灼熱(しゃくねつ)の太陽の下で走り回ります。台風に見舞われることもあるのは、良くもわるくも沖縄らしさです。最近のキャンプで一番印象に残ったのは、インスリンポンプを装着した患児がポンプを着けたまま海に入ったことです。
本当に慌てました。県内各地に点在し、直接出会うことがまれな患児たちにとって、キャンプを通して知り合い、お互いの経験を共有することが支えになればと願っています。また、糖尿病は食べすぎや運動不足といった負のイメージが強く、心無い言葉や間違った指導を受けることも多々あります。キャンプが多くの方にとって、小児糖尿病を知る機会になることを目指しています。より多くの方に小児糖尿病を知っていただき、協力の輪が広がることを願います。