益崎 裕章(ますざき ひろあき)
略歴(2024年11月5日 現在)
京都市 生まれ、
大阪府立 天王寺高等学校 卒業
- 1989年[平成元年]3月
- 京都大学医学部医学科 卒業
- 1989年[平成元年]5月
- 医師免許取得 (医籍登録番号:第319668号)
- 1996年3月
- 京都大学 大学院医学研究科 博士課程修了、医学博士(分子医学専攻)
- 1999年10月
- 京都大学医学部第二内科 助手
- 2000年4月
- ハーバード大学医学部招聘博士研究員・客員助教授(Co:医学部長Jeffrey Flier教授)
- 2008年7月
- 京都大学医学部 内分泌代謝内科(旧 第二内科)講師
- 2009年[平成21年]10月
- 琉球大学 大学院医学研究科 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座 (第二内科) 教授
- 2014年[平成26年]1月
- 琉球大学病院 副病院長(2018年3月まで)・栄養管理部長 併任
- 2015年[平成27年]4月
- 琉球大学医学部 副医学部長(2019年3月まで)併任
- 2016年[平成28年]10月
- 寄附講座『糖尿病とがん 病態解析学講座』教授 併任
主な所属学会・研究会
- 日本内科学会:筆頭理事(学術・刊行)、英文医学誌 Endocrine Journal 編集長、原発性アルドステロン症診療ガイドライン2022査読委員長、全国評議員、九州支部学術委員内分泌代謝科(内科)専門医(1080010号)、指導医(3080022号)
- 日本糖尿病学会:学術評議員、九州支部幹事、糖尿病診療ガイドライン2016, 同 2019 執筆委員 同2024評価委員、日本人の肥満2型糖尿病患者に対する減量・代謝改善手術に関するコンセンサス・ステートメント2022 学会委員、学会雑誌『糖尿病』編集委員、副編集長(2022年6月まで)、糖尿病専門医(2628号)、糖尿病指導医(1117号)
- 日本肥満学会:常務理事(教育委員会委員長)、評議員、肥満症診療ガイドライン2016, 同2022 執筆委員、肥満症専門医(119号)、肥満症指導医(119号)
- 日本内科学会:全国評議員、九州支部評議員、日本内科学会雑誌 副編集長(2021年3月まで)、日本内科学会雑誌 代謝内分泌分野 編集委員(2015年3月まで)、学会認定医(3565号)、内科指導医
- 日本心血管内分泌代謝学会:(理事) 日本神経内分泌学会:(理事) 日本臨床分子医学会:(理事) 日本肥満症予防協会:(執行理事) 日本糖尿病・肥満動物学会:(評議員) 日本抗加齢医学会:(評議員) 日本動脈硬化学会:(評議員・指導医)、 西日本肥満研究会(副代表世話人)
被引用回数が多い主な筆頭著者論文
- Masuzaki H, Flier JS et al. Science 294: 2166-2170, 2001 (citation=2345回, IF=41.8点)
- Masuzaki H, Ogawa Y et al. Nature Medicine 3: 1029-1033, 1997 (citation=1811回, IF=36.1点)
- Masuzaki H, Ogawa Y et al. Diabetes 44: 855-858, 1995 (citation=697回, IF=9.46点、博士学位論文)
- Masuzaki H, Flier JS et al. J Clinical Investigation 112:83-90, 2003(citation=593回, IF=14.8点)
主な受賞
- 木村記念循環器病財団 最優秀学術賞 (平成9年)
- 日本臨床分子医学会 学術奨励賞 (平成10年)
- 成人血管病研究振興財団 岡本記念研究奨励賞(最優秀賞) (平成10年)
- 日本内分泌学会 研究奨励賞 (平成13年)
- 日本肥満学会 研究奨励賞 (平成14年)
- The Pfizer Scholars in Endocrinology Award in Recognition of Outstanding Achievement in the Advancement of Endocrinologic Science (USA) (平成15年)
- 日本心血管内分泌学会 高峰譲吉研究奨励賞 (平成16年)
- 武田科学振興財団 特定研究賞 (平成22年)
- 第一回 琉球大学医学研究科 研究・教育業績評価 教授部門 優秀者表彰 (平成25年度)
- 第二回 琉球大学医学研究科 研究・教育業績評価 教授部門 優秀者表彰 (平成26年度)
- 安藤スポーツ・食文化 振興財団 安藤百福賞 特別研究奨励賞 (平成27年)
- 第四回 琉球大学医学研究科 研究・教育業績評価 教授部門 優秀者表彰 (平成28年度)
- 第六回 琉球大学医学研究科 研究・教育業績評価 教授部門 優秀者表彰 (平成30年度)
- 第七回 琉球大学医学研究科 研究・教育業績評価 教授部門 優秀者表彰 (令和元年度)
- 上原記念生命科学財団 研究助成賞 (令和2年)
- 日本肥満学会 学会賞 (令和5年)
発明代表者として取得している特許(全11件,うち国際特許1件)
- γオリザノール含有機能性食品と糖尿病改善医薬 (発明者代表:益崎 裕章) 特許:第6098973号 (登録日:2017年3月3日) 特願2013-009341、出願日:2013年1月22日
- 高脂肪食への嗜好性を軽減させるための医薬組成物、飲食品組成物または飲食品添加物(発明者代表:益崎裕章) 特許:第6143215号(登録日:2017年5月19日) 特願2012-005883 出願日:2012年1月16日 特許:第6281919号(登録日:2018年2月22日) 特願2016-093907(分割出願) 出願日:2017年5月9日
- 組成物及び飲食物(ナノ粒子技術を活用した-オリザノール効能効果の著しい増強)(発明者代表:益崎裕章) 特許:第6182540号(登録日:2017年7月28日) 特願2014-553210 出願日:2014年12月19日 国際特許13F088-PCT-EP(中華人民共和国 登録日:2018年5月11日:ZL 201380067472.2、欧州特許庁 登録日:2020年9月29日:欧州 出願番号:13865394.4, 欧州 公開番号:2937087)
- 腸内細菌叢 構成比率改善剤(発明者代表:益崎裕章) 特許:第6895656号(登録日:2021年6月10日) 特願2016-193748 出願日:2016年9月30日
- 血液がんの予防及び/又は治療剤(発明者代表: 益崎 裕章) 特許:第7217875号(登録日:2023年1月27日) 特願2018-177405 出願日:2018年9月21日
- アルコール依存症の予防薬及び治療薬並びにアルコール依存症の予防食品及び治療用食品(発明者代表: 益崎 裕章) 特許:第7244002号 (登録日:2023年3月13日) 特願2018-231249 出願日:2018年12月11日
- 抗血液悪性腫瘍薬(発明者代表: 益崎 裕章) 特許:第7414230号 (登録日:2024年1月5日) 特願2018-211066 出願日:2018年11月9日
- 認知機能障害改善剤及び認知機能障害改善用経口組成物(発明者代表:益崎 裕章) 特許:第7426036号 (登録日:2024年1月24日) 特願2022-192634 出願日:2021年12月23日
- 代謝改善剤(発明者代表:益崎 裕章) 特許:第7427199号 (登録日:2024年1月26日) 特願2020-144868 出願日:2019年5月24日
発明代表者として取得している商標登録(1件)
- Metabolic Oncology(がんの糖・脂質代謝特性を活用する新規の がん予防・改善戦略)(発明者代表:益崎裕章) 商標登録番号:第6015034号(登録日:2018年1月26日)商願2017-044254、出願日:2017年4月3日
国家諮問機関の学術委員(2件)
- 職名:日本学術振興会『食と未病マーカー委員会』(R021)学界委員(2020年4月~)
- 職名:日本学術振興会『食による生体恒常性維持の指標となる未病マーカーの探索戦略』に関する先導的研究開発委員会 学術委員(2016年10月~2019年9月まで)
国際医学雑誌の編集(2件)
- Endocrine Journal (IF=2.86点,日本内分泌学会 英文誌) Editor in Chief(編集長)
- Metabolism(IF=13.94点,ELSEVIER)Associate Editor(副編集長)
国内医学雑誌の編集(2件)
- 日本糖尿病学会会誌『糖尿病』(副編集長)(2022年6月30日まで)・編集委員
- 日本内科学会雑誌(副編集長) (2021年3月31日まで)
主な著書・新聞記事・TV出演
- NHK 玄米で認知機能改善:-オリザノール マウス実験で証明(2024年5月30日)
- 沖縄タイムス(地方紙)30分以上の座位避けて:サルコペニア肥満の懸念(2023年2月9日)
- 沖縄タイムス(地方紙)世界糖尿病デー:定期健診で早期発見重要(2022年11月24日)
- 時事通信デジタル(全国紙)『長寿県沖縄』今は昔:沖縄復帰50周年(2022年5月15日)
- 琉球新報(地方紙)糖尿病薬で血液がん抑制(2022年4月26日)
- 読売新聞(全国紙)今こそ栄養学のすすめ(2021年1月17日)
- 毎日新聞(全国紙)医療プレミア特集:コロナで注目 玄米の効能(2020年10月27日)
- 朝日新聞社AERA 『やせ脳』になって もう太らない(2020年7月20日)
- 読売新聞(全国紙)『食』見直し健康長寿 人生100歳時代の生き方上手(2019年12月14日)
- 毎日新聞社 著書 最新医学で明らかになった脳で働く玄米成分のパワー(2019年12月1日)
- 朝日新聞社AERA 玄米が生む幸せと満足:あなたの『脳』が変わる!(2018年11月19日)
- 日本経済新聞(全国紙)健康情報集めAI解析:沖縄県 久米島研究(2017年8月15日)
- 産経新聞(全国紙)玄米で“足るを知る脳”へ!(2017年8月1日)
- NHK(全国)欧州糖尿病学会誌の表紙を飾った脳内報酬系の新研究:ダイアベトロジア誌(2017年8月1日)
- 読売新聞(全国紙)動物性脂肪:麻薬的働き!(2017年7月29日)
- NHK(BSプレミアム)美と若さの新常識 カラダのヒミツ(2017年4月20日)
- 福島民報(地方紙)ネイチャー誌掲載 玄米効果の大学研究(2017年4月4日)
- 産経新聞(全国紙)玄米ドリンクでメタボ予防!(2016年9月6日)
- 産経新聞(全国紙)玄米で膵臓機能回復! 琉球大チーム(2015年2月10日)
- 読売新聞(全国紙)脂っこい食事やめたい?玄米が効く(2012年7月19日)
- 読売新聞(全国紙)肥満:特定酵素過剰でリンゴ型に:サイエンス誌掲載(2001年12月7日)
- 読売新聞(全国紙)食欲抑制ホルモンに昇圧作用 肥満高血圧 原因に(1998年9月21日)
- 京都新聞(地方紙)肥満抑制ホルモンレプチン:胎盤でも作られる: ネイチャーメデイシン誌 掲載(1997年9月5日)